文化・芸術

2009年12月 6日 (日)

古津八幡山遺跡

日本海から内陸に約20キロメートルほど入った、

新潟市秋葉区に、JR信越線に古津駅があります。

古津八幡山遺跡はこの駅近くにあるます。

新潟市新津美術館と新潟県立植物園の間の道を少し歩くと、

遺跡への登り口があります。

落葉を踏みしめながら登ると急に視界が開けてきます。

丘陵からは市街地や、弥彦、角田の山並みが一望できます。

ここが古津八幡山遺跡です。

竪穴住居が7棟復元されておりました。

この時期訪れる人もなく、弥生時代の人が現れそうな雰囲気です。

古津の地名のから、その昔は湊であったなど、

想いは古代にタイムスリップします。

この遺跡は国指定の史跡として登録されており、

貴重な文化遺産として保存整備されるようです。
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2007年9月 1日 (土)

ミュージカル明和義人

ミュージカル「明和義人」が上演(昨夜17:00~21:30市民芸術文化会館)
されました。                        

明和4(1768)年約2ヶ月間、藩に代わって町民が自分たちで町を治めたという一揆がありました。
財政悪化に苦しむ長岡藩は、湊を運営する新潟町民に多額のご用金を納めるよう命じたました。この重い重税や不況などで苦しむ新潟湊の町民の生活が困窮し、ついに一揆がおこりました。

わが国に例を見ないこの市民自治の源流が描かれています。

このミュージカルは指令指定都市を記念し、実行委員会が企画実行したものです。

新潟市出身の小説家、火坂雅志さんの書き下ろし小説「新潟樽きぬた-明和義人伝」を原作とし、瀬戸口郁さんが脚本されました。

ミュージカルは義人の立役者となった涌井藤四郎と古町芸妓の恋を絡めながら展開していきます。

生活に困窮する町民が町奉行に反乱し、力を合わせていく様子が見事に演出されていました。

涌井藤四郎は非業の死を遂げますが、随所に市民の民謡や合唱が織り込まれ、ラストシーンでの市民50人による下駄踊りが圧巻でした。

主演の渡辺哲(涌井藤四郎)さんの定評のあるテノールは見事。ヒロイン(お雪)役の丸山有子さんのメゾソプラノもすばらしかった。

2007年4月24日 (火)

神奈川県鳥瞰図(吉田初三郎)

神奈川県歴史博物館の特別展示で、鳥瞰図画家吉田初三郎の「神奈川県鳥瞰図」を見る機会があった。

Ap1010101_1 この特別展では「ようこそかながわへ ~20世紀前半の観光文化紀前半の観光文化~」と銘打って当時の神奈川県の観光への取組みが紹介されている。

神奈川県が本格的に観光県をめざしたのは、関東大震災から復興した昭和初めのことだが、
この観光PRに大きく関わったのが吉田初三郎である。

最初に目にするのが、高さ約1メートル、幅約4メートルの神奈川県鳥瞰図である。

学芸員の説明によれば、鳥瞰図絵師として活躍した吉田初三郎が1932年に作成したもので、約70年間所在が分からなかったが、2004年に県庁内で発見されたという。

豊かな色彩で横浜港周辺や鎌倉、箱根などの様子が書き込まれ、当時の神奈川県観光連合会が発行した観光パンフレットに使われたという。

この鳥瞰図は、写真・絵画・地図・観光案内書などの要素を併せ持つほか、作者の想像の世界まで、見事にこと細かく描かれており、見る者を飽きさせない。特に富士山が象徴的に描かれていたり、鉄道線路が直線に描かれているなど、独特の描写方法は大変興味深かった。

このほか同展には、昭和初期に鉄道会社が観光客向けに配布した沿線の名所案内なども並んでおり、神奈川県が早くから観光立県を目指し、観光客の誘致を本格化させていたことがわかる。